iPSバンクサービス「iCELL Bank」

iPSバンクNFT

iCELL BANK

ご自身の血液から自己由来のiPS細胞株を作製し
専門医療機関で10年凍結保管するバンクサービスです。

保管したiPS細胞株は、再生医療や再生美療に活用できます。

iPSバンクNFTとは

研究イメージ

健康に高い関心を持つ方々に向けて、自身の血液から専門機関による特許技術で、iPS細胞を作製・保管しておくバンクサービスです。

採血した16mlのうち8mlの血液からiPS細胞を作製し、専門機関にて凍結保管しておきます。

たった8mlの血液から作製された自身のiPS細胞や、その細胞の培養上清液を製造、活用することで、再生医療の実現が期待される高度再生医療の技術です。

将来けがや病気の治療、美容医療など必要な時に自身の血液から得られたiPS細胞やiPS細胞由来分化細胞及びそれらの細胞から得られた培養上清液で自分自身への再生医療を行ったり、オリジナルの再生美療製品(化粧品)を生み出すことが出来ます。

また、iPS細胞作製時に得られたデータや個人情報は、近年注目を高めているWeb3のブロックチェーンによる技術で管理されます。

iPSバンクNFTイメージ

自己血液を用いたiPS細胞で
将来の怪我や病気に備える

化学イメージ

iPS細胞は、血液や体細胞を培養して人工的に作られた多能性幹細胞(人工多能性幹細胞)のことで、自己増殖能(=ほぼ無限に増殖する能力)と多能性(=全ての組織や臓器の細胞に分化する能力)を持ち、万能な細胞を作ることが可能とされています。

他人のiPS細胞から作製した細胞・組織・臓器を移植する場合、免疫拒絶反応が起こるリスクが伴いますが、自分自身のiPS細胞から自分の体に適合した細胞を作製、移植することで、拒絶反応は起こりにくく、リスクを回避することができます。

iPS細胞の作製には時間を要するため、けがや病気になった時にiPS細胞を治療に活用しようとしても、必要なタイミングでの再生医療を受けられない可能性があります。

その時に備えてあらかじめ自分自身のiPS細胞を作製・加工し、品質評価を行った質の高いiPS細胞を保管しておくことで、必要な時に必要な種類の細胞・組織・臓器を最短で作り、医療に活用することが可能となります。

凍結保管したiPS細胞の活用イメージ

培養上清液の活用

化学イメージ2

iPS細胞と、そこから作製される各種分化細胞の培養上清液が
再生医療及び再生美療に活用できます。

再生医療における培養上清液の活用

分化細胞(1) 褐色脂肪細胞

褐色脂肪細胞は体温調節にかかわる脂肪細胞です。効率的に脂肪を燃焼し、エネルギーを産生することができ、内臓脂肪を燃焼させ、体を温める役割を持ちます。

一般的に糖尿病の人は血糖値が下がりにくく、正常な人よりも高い血糖値を維持しやすい傾向にあります。
褐色脂肪細胞には体内の血糖値を下げる働きがあり、活性化することで血糖値の調整が促進され、糖尿病の予防や治療に役立つことが期待されています。

分化細胞(2) 樹状細胞

樹状細胞は免疫系の中で活躍する細胞で『体内に侵入した異物や細菌などを認識』し、それに対して免疫反応を起こす細胞です。

がん細胞は免疫系からの攻撃を逃れるために、樹状細胞の活動を抑制することがあります。
樹状細胞の機能が低下すると、免疫系からの攻撃を受けにくくなり、がん細胞の増殖や転移を促進することになります。一方で正常な樹状細胞が増殖し、がん細胞を攻撃することができれば、がんの克服に役立つことが期待されています。

再生美療において期待できる働き

  • 抗炎症
  • 免疫調整
  • 抗老化
  • 抗肥満
  • 肌のターンオーバーの促進
  • 毛髪に対する好影響
  • シワ、たるみの改善
  • くすみ防止
  • 美白

ご利用の流れ

ご契約までの流れ

1.お問い合わせ 2.ご契約 3.お振込み

※iPS細胞およびiPS細胞由来の分化細胞の(培養)上清液を用いた医療のこと。

ご契約後の流れ

1.認定クリニックにて採血 2.ウイルス検査 3.iPS細胞作製 4.凍結保管

※*CytoTune®-iPSは、アイロムグループの子会社である株式会社IDファーマが、基盤技術であるセンダイウイルスベクター(SeVベクター)を用いて開発したiPS細胞を効率的に作製するキットです。

適性確認について

採血実施クリニックにてウイルス検査をクリアした血液は、専門機関へ輸送され、細胞加工フェーズに進みます。

以下の除外基準に該当する方、またウイルス検査にて除外基準に該当すると判断された場合は、不適格と判断され、血液を廃棄する必要があります。

除外基準

  1. 以下の1つ以上の検査結果が陽性の場合

    • B型肝炎
    • C型肝炎
    • ヒト免疫不全ウイルス(HIV-1及びHIV-2)
    • 成人T細胞白血病(HTLV-1)
  2. 以下の疾患を現在罹患している方

    • 確認、未確認の如何に関わらず、伝達性海綿状脳症

医師により判断を行う事項

  1. 告知する義務を有す疾患及び状態

    • 梅毒、クラミジア感染症、淋病、結核、マラリア、バベシア病、シャーガス病、リーシュマニア症、アフリカトリパノソーマ症等の菌による感染性疾患
    • 妊娠中、授乳中、又は妊娠している可能性のある女性
    • 各種がん
  2. その他

    • iPS細胞の製造及び使用に支障をきたすおそれのある他の疾患
    • その他、担当医師がiPS細胞の作製に不適当と判断した方

メディカルWeb3 iPS BANK

ご自身の血液から『自己由来のiPS細胞株』を作製し、専門医療機関で「10年凍結保管」するバンクサービス

保管中のiPS細胞株を適時取り出して培養上清
再生医療・再生美療に活用できる次世代メディカルサービスです

iPS BANK 4株10年コース 税込495万円 1株あたり1度に上清液2~24ショット作製可能(消費期限6ヶ月)

iPS BANK 4株10年コースのフロー

お問い合わせ

送信時に「reCAPTCHA error」と表示される場合は、恐れ入りますが画面を再読み込み後に再度送信をお願いいたします。